第十六回 トリックと炭酸ガス
トリック劇場版2、2007年11月18日放送された。
また、トリックネタですまないが、当方はこれを見て科学的な発見をしたのである。
この映画は、最期に筺神佐和子はあの"富毛村"の"沼"に落ちて死ぬという設定になっているのだが、…
明らかにあの"沼"につかっても死なないという証拠が見つかった。
･滑車に釣った木桶を点けても燃えない
･そもそも、水は100度までしか温度が上がらない
･汲んで飲んでも問題なし
･泡の発生量は比較的少ない
以上から、この"沼"の温度は50℃以上80℃以下と考えられる。
また、あの面積だと対流が激しいため早く温度が下がるため、突発的にやけどする可能性も低い。
ちなみに、こういうのは早とちりが多いのだが、
｢沼から湯気が出ている ⇒ その沼は温泉である｣は正しくない。
微生物による発酵も考えられる。
そもそも、泡は微生物による発酵で生じた二酸化炭素やメタンなどの可能性もある。
なお、沼に有害物質が含まれている可能性も低い。
もし含まれていたならば、土壌汚染、大気汚染などが発生し植物が立ち枯れしてしまうし、汲んで飲んで問題ないことにも矛盾する。
従って、枝を投げ込んで燃えたのは何か仕掛けがなされていたのだろう。
同様に考えて、筺神佐和子が死んだ可能性もかなり低い。(科学的に)
今回は、帰納的な証明でした。