「KIN GI飲んでる、顔が好き」
と書いてあるのに飲んでいないように見えるのだ。
目線は斜め上空を見てしまっており、
いっしょに飲んでいる相手の顔を見ているとも思えない。
極めつけは缶ビールが開いていないことだ。
金麦、飲んでないのでは・・・。
いや、この広告では
「金麦を呑んでいない ＝ 顔が好きじゃない」
という反語的な使い方なのか・・・・！！？
それなら意味が通ってくるが・・・。
第25回 ろくぶて詭弁問題とKINGI問題
僕秩にこんな記事があった。
記事本文より、
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「てぶくろの反対は？」 「えーと・・・ろくぶて？」 「"ろくぶて"って言ったから6回ぶってもいいな！」 （6回なぐる） |
本当はここがおかしいのである。
そもそも6回誰を殴れとは言っていない。
つまり、目的語がないのに話を進めてはいけないのだ。
これはもはや人身攻撃という詭弁である。
Wikipediaによれば
| 人身攻撃（ラテン語: ad hominem、argumentum ad hominem）とは、ある論証や事実の主張に対する応答として、その主張自体に具体的に反論するのではなく、それを主張した人の個性や信念を攻撃すること。論点をすりかえる作用をもたらす。 |
目的語がないことから、殴ると言うことに論点をすり替えているのである。
同様に、KINGI問題。
僕秩2007年10月記事本文より、
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極めつけは缶ビールが開いていないことだ。 金麦、飲んでないのでは・・・。 いや、この広告では 「金麦を呑んでいない ＝ 顔が好きじゃない」 |
そんな反語的用法は詭弁でしかない。
命題 KIN GI飲んでる⇒顔が好きに対し、
「金麦を呑んでいない⇒顔が好きじゃない」は裏。
二つは必要十分条件ではないのだから、裏が真ではない。
ちなみにこれを当方なりに解釈すると
写っているのは「檀れい」さん
↓
「れい」
↓
数字にすると「0」
↓
0といえば「無」
↓
「む」
↓
「MU」
って数学の域を外れてしまいましたが、こういうユーモアがあってもいいと思います。