第87回 空想科学世界最強の野球選手は「花田少年史」にいた
な、なんと、星飛雄馬やドカベンよりも速く投げられる野球選手(?)が、「花田少年史」にいた!!
その名は、花田徳路郎。主人公の花田一路の祖父。
彼の能力は、映画の終盤で発揮された。
花田一路の父、花田大路郎が嵐の夜に海に出る。
一路と徳路郎は父を助けに海に出たが、父は海上で男に襲われていた。
そこで、助けるために徳路郎はタコを投げる。そして、見事に男の顔に命中させた。
しかし、この投げ方が凄かったのだ。
タコは20mほど飛んで、男の顔に命中した。
しかし、上から当たったのでは顔の正面に当たらない。
2つの船が海面上で同じ高さにあったと仮定し、徳路郎が頭の上10cmのあたりからタコを投げたとすれば、要求される速度は、504 km/h !!
プロ野球の最高記録の162km/hを優に超えている。
とはいっても、野球ボールの重さは145g。一方、タコは1kg〜2kgほど。
実に、野球ボールの10倍も重いタコを投げての記録なのである。
これで野球ボールを投げれば、期待される速度は5040 km/h !!
プロ野球記録の30倍 !! マッハ4.1 !!
野球選手になっていれば、歴史に名を残す名選手になっていただろうに。