ジャイアンは音痴なのか - 解説2

まだ納得していただけない人が多いようですが、今度は詳しく説明します。
まず、てんとう虫コミックス12巻に収録の『大男がでたぞ』について、
ジャイアンが「大男なんて怖くない」なんていいながら、歌っていたが、下手ではなかった。
→参考　｢大男が出たぞ｣のYoutubeの動画

ここで、ジャイアンは｢大男なんてこわくない｣と、高音部は上手く歌えている。
もし、これでもジャイアンが音痴というならば、ジャイアンは「音痴であって、かつ音痴でもない」という支離滅裂な状態になる。

これは矛盾である。

また、ジャイアンの歌からは低周波音が発生していると考えれば、ガラスが割れたり、皆が不快感を訴えると言うことも説明でき、矛盾も起こらない。

また、「音痴を定義せずに議論を行うのはNG」という意見もあったが、
全ての人間は｢音痴な人｣と｢そうでない人｣のどちらかに必ず入る。
声のキャンデーをなめた直後にジャイアンが上手く歌えた。声のキャンデーに音痴を直す効果はない。
キャンデーをなめた直後のジャイアンが音痴だというなら話は別だが、
キャンデーをなめた直後のジャイアンを音痴だという人はほとんどいないだろう。
だから、音痴の定義に関わらず議論できる。

→参考　｢声のキャンデー｣のYoutubeの動画

また、「ジャイアンは音痴という設定だから音痴だ」という意見もあったが、
これは、低周波音とかを細かく説明するのは大変だから、そういった煩わしさを避けるために、ジャイアンは便宜上音痴と設定されていると考えると矛盾が起きない。

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